LumiScope in vivoマイクロエンドスコープ
LumiScope in vivo マイクロエンドスコープは、光学顕微鏡で観察することが出来なかった脳深部の神経細胞の活動や生体内深部の単一細胞レベルでの変化をin vivoで観察及び輝度計測が可能です。
直径350μmの極微細な光学レンズと1万本をアレイ状に配列したイメージングファイバーにより2μmレベルの空間分解能を実現し、各種蛍光タンパク、蛍光カルシウムインジケータを用いた実験やChR2やNpHR等の光感受性タンパク質への光刺激による特定神経の活動制御が可能です。
LumiScope-SC (Single Channel)
LumiScope-DC (Dual Channel)
視野径φ600μm ワイドフィールド観察
特徴
低侵襲で脳深部カルシウムイメージング
フリームービング環境で計測
各種蛍光タンパク、蛍光プローブに対応可能
オプトジェネティクス 複数のターゲットへ同時照射
アンサンブル活動制御
生体の深部臓器細胞の蛍光観察
視野径320μm光学レンズと1万本のイメージングファイバーを採用
高速2波長蛍光レシオイメージング (LumiScope-DC)
ライブ&オフラインでΔF/F バックグランド処理によって高SN比
多機能なイメージングソフトウェアで制御及びデータ解析
毛細血管の血流計測
内因性蛍光計測によるラベルフリー神経活動イメージング
VIDEO
設置スペースを最小限に抑えるため可倒式正立スタンドを用意しました。
実験環境に応じて本体の上下、前後移動を可能にしました。
アプリケーション
構成
イメージングファイバーと取付専用カニューレ
イメージングファイバーは用途に応じてワイドフィールド、マルチポイント、ファイバー長等、数種類の中から選択が可能です。
専用カニューレは、φ500μm, φ1000μmのグリンレンズに対応しています。
実験がスムーズに行える様にイメージングファイバーの取付、取外し、回転方向の固定が可能なデザインとなっております。
イメージングファイバー構成
オプトジェネティクス
デジタルミラーデバイス(Digital Mirror Device) を用いた多点独立光照射装置と組み合わせてオプトジェネティクスの実験に活用します。
光源はLEDまたはレーザーを利用
ターゲットごとに照射タイミングの変更が可能
複数のターゲットへ同時照射 (最大 90ヵ所)
ターゲットごとに任意の波長の光を照射可能
マルチポイント同時計測
測定したい異なる部位へ、多点フィールド用イメージングファイバーを挿入し、1台のLumiScopeで同時測光が可能です。
最大9本の多点フィールド用イメージングファイバーが利用可能です。
データ提供:
富山大学大学院 井ノ口研究室
獨協医科大学先端医科学研究センター 認知・記憶研究部門 大川宜昭准教授
イメージング ソフトウエア VisiView
神経細胞の活動や生体内深部の単一細胞レベルでの変化をin vivoで観察及び輝度計測が行えるバイオイメージングアプリケーションの研究者のために開発されました。
カメラ、LED光源制御のセットアップとオプションが簡単
各種撮影モード スナップショット、タイムラプス、ストリーミング、マルチカラーイメージング
ライブそしてオフラインで取得しました。ΔF/F処理よって取得したイメージのSN比を改善
輝度解析、レシオデータ処理が可能
リアルタイム ΔF/F処理
脳内の神経細胞の観察で問題になるのが実験前に行う手術による出血やグリア細胞から発光される自家蛍光がバックグランドとなり、カルシウムの変動で発光される微弱蛍光がバックグランドに埋もれてしまいます。
LumiScopeは、最適なイメージングを行うためにΔF/F処理とバックグラウンドサブトラクションによってライブ表示やオフラインで鮮明なイメージを取得できます。
「ROWデータ」は、処理前の自家蛍光を含んだ神経細胞です。バックグランドに埋もれてしまいディスプレイ上での確認が困難です。
「ΔF/F処理後」は、ΔF/Fに拠るノーマライズ処理をオフラインで行われバックグランドが平均化される事で自家蛍光が減少し神経細胞のSN比が大幅に改善されます。
脳深部共焦点高解像イメージング
用途に応じてイメージングファイバーでフリームービング観察と対物レンズで高解像コンフォーカルイメージング観察が可能です。
イメージングファイバーの代わりに対物レンズを用いて脳深部の神経細胞を観察します。
拠り鮮明なイメージの取得の為に焦点スキャナユニットと組み合わせることで高精細な神経細胞の活動イメージングが可能です。
データ提供:
獨協医科大学先端医科学研究センター 認知・記憶研究部門 大川宜昭准教授