ローデント皮下腫瘍計測装置
TumorImager2™は新世代の小動物の皮下腫瘍測定装置です。光格子パターン投影法を用い、3D構造と色彩を同時に測定します。新アルゴリズム(特許取得)により忠実に皮下腫瘍の体積が算出可能です。TumorImager2はスピード、正確性、信頼性にあふれた簡潔堅牢な計測システムです。
TumorImager2™は、ハンディタイプでの使用と固定での使用との両者に対応。小型クリーンベンチでの使用が可能なポータビリティを持っています。
・体積データは、ノギス等を用いた測定に比べ、精密かつ高分解能測定が可能です。体積データの有意差(1/40のP値)の精度は、手動測定の40倍以上です
・人為的測定誤差をほぼすべて取り除けます。
・測定時、動物に麻酔をかける必要がありません。
(スキャニングは~1秒なので、動物の動きは問題にはなりません)
・スキャンした腫瘍イメージを将来の解析のためにセーブ可能です。
・付随のTumorMager™プログラムで、データ計測が行え、計測結果の作表、グラフ表示、統計解析などが可能かつ、一般フォーマットとして、出力が可能です。
仕様
システム概要
・Intel i5以上
・Microsoft Windows Windows 7、8、8.1、10
・最小RAM 4GB、プログラムインストール用250MBハードディスク
・最小1,280×1,024解像度モニター OpenGL機能搭載32bitビデオカード
・アクティベーション及び、リモート診断・サポート用インターネット接続
・TumorImager2™用USB3.0、1ポート、体重・体長測定(電子ノギス:必要時)
・固体識別RFIDリーダー用の追加のUSBポート
・データ管理用MS SQL Server 2008R2、2012または2014
測定プロセス
TumorImager2™による測定はきわめて簡単です。実際にノギス等を使った測定よりはるかに簡単です。
1.動物を掴みあげ、スキャナーヘッドに取り付けられた丸いマスクの下まで持ってきます。腫瘍をスキャナーに向かって真ん中にくるようにします。
2.コンピュータ上のスキャンボタンを押します。もし両手で動物を持っている場合はフットスイッチを押します。
3.レーザーラインが腫瘍をスキャン(1.0秒以下)します。スキャン後マウスをケージに戻すことができます。
4.分割した腫瘍イメージが体積値と一緒にプログラムスクリーン上に表示されます。表示後、次の測定が可能です。
このプロセスはノギス等を用いた手動測定よりもはるかに早く行えます。